私をスキーに連れてって 感想 (ネタバレあり)
マーベルズ、ロキ、ときてなんで急に80年代??って感じだけど、課題映画だったので.... 全体的にはなんかイージーミュージックがかかってただスキーしてるシーンが多すぎて、もうちょいカットしたら尺短くできるやろ、と後世の自分視点ではおもってしまうが、まあそれはチャキチャキした構成の映画をみてきてるからそうおもうんだとおもう
なので、最初はややナメてかかってたし、80年代の雰囲気を感じるぐらいだったんだけど、クルマ描写が絶妙にツボで、セリカのヘッドライトがウィーンとせり上がってくるのにブチ上がってしまう 確かになんか遠出した後に現像に出した(死語)写真を回収して思い出散歩する会をギリギリ通ってきてる世代なのでそこは懐かし〜〜ってなった
なんとなく思わせぶりに志賀から万座?までは直線2kmなのに車だと5時間かかるんだよね〜とニオわされてるし、発表会の日程がバレンタインデーに設定されてるあたりから、なんとなくクライマックスはバレンタインデーなんだろうなーと想定はしてたんだけど、このバレンタインデーが想像以上にアガるバレンタインデーでここはめっちゃ盛り上がった ガールズ2人が、これまでヤノの悪口を散々言ってたのが実は自分らのことだったってのが明かされて泣いちゃったし、セリカを雪道でブッ飛ばして(文字通り)いくあたりもたまらんかった
ヤノと連絡がつかねえし(携帯のない時代は大変だったんだなあ....)「俺が行く!」(ブレーザー)スタイルで滑り出す原田知世にオイオイってなったり 「もうダメか....」のつるべうちだったけど、冷静に考えるとヒロイン(ピーチ姫ポジション)が完全に田中邦衛で笑った